ノンマネージドサーバーサービスでは、下記手順によりswap領域を追加することができます。
■方法1: swapファイルによる追加
既存パーティション内にswap領域と同様に使用されるファイルを作成する方法です。
※この方法は、Osukiniサーバー、Helios(Linux系OS 仮想化あり/なし)、インダストリアでご利用いただけます。
※CentOSでの設定方法です。他OSの場合、 手順やコマンドが異なる場合や、使用できない場合があります。
1. 空ファイルを作成します。(例: 4GBの場合)
# dd if=/dev/zero of=/swapfile bs=1024 count=4194304 |
2. 作成したファイルをswapファイルとして初期化します。
# mkswap /swapfile |
3.スワップ領域を有効にします。
# swapon /swapfile |
4.コンピュータの再起動後にもスワップパーティションを有効にするために、/etc/fstabに以下の記述を追加します。
/swapfile swap swap default 0 0 |
5.swap領域の確認を行います。
# swapon -s |
■方法2: パーティション構成の変更
swapパーティションの領域サイズ自体を変更する方法です。
※この方法はOsukiniサーバーでのみ可能です。
※サーバー内の全データが初期化されます。
1. コントロールパネルにアクセスし、「初期化」-「OS」を選択します。
2. OS・パーティション構成・初期導入ソフトウェアを指定する画面が開きます。
3. パーティション構成の項目で、swap領域サイズの値をご希望の値に変更します。
※1GB以上の値をご指定ください。
※他パーティションとの容量の合計がご利用サービスのHDD容量を超える場合はエラーになります。
4. 初期化を実行します。